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2009年 08月 31日
絵付けされたロンデルの修復をしました。
ロンデルとは、瓶の底のような丸い形をしたガラスです。 ロンデルに絵が描かれているのはたぶんに珍しく、 実際修復してみていろいろなトラブルに会いました。 オリジナルは割れがひどいので、新しく同じものを複製します。 まず絵付け。ロンデルのガラスは平たんではなく、 中央部分が膨らんでいます。 なのでいつもの感じで線描きをやってみたら、ガラスが がたがたしてやりにくいので、何かガラスの端に支えを 置いて行いました。 さらに通常の板ガラスよりも高さがありますから、 腕台の高さも調節して。。。という面倒くさいことに。 さてやっと描けたところで窯で焼いたみたら、びっくり! こっぱみじんに割れました。使用したのはガス窯ですが、ガラスの厚みが 一定でないのと、中央部分がふくらんでいるため 窯の床にぴったりと置けないのが原因と見ました。 それでもなるべく平らな面の方を下に向けて焼いたのですが。。 ガス窯ではだめだということで、電気窯での焼成に変更。 台に石膏をふかふかと敷いて、その上にロンデルを固定、 どきどきしながら焼いてみると、、、なんとか成功! ロンデルの絵付けは難しいということを学習できた仕事でした。
by ateliermatsuda
| 2009-08-31 22:06
| ステンドグラス修復
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