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2007年 01月 16日
先日、よく行くモンタルジーの町中にあるカフェ(Brassesrie de la poste、
イビスホテル1F)で、びっくりする新聞記事(地元紙l’Eclaireur)を発見。 『コクトーがモンタルジーで作品を書いた、、、』 なんとその昔、ジャンコクトーがこのモンタルジーのホテル(当時Hotel de la poste)に 8日間滞在し、“Les parents terribles(恐るべき親たち)”という作品(シナリオ)を 書き上げた、という記事でした。 個人的なことですが、ジャンコクトーファンの私は感激。しかも普段からこのホテルの カフェ兼レストランが気に入っていたこともあって、感動は2倍に。 どうしてこんな事実を今ごろ!ホテル側ももっと宣伝に利用すべきですね。 時は1938年、俳優ジャンマレーのためにこの作品を書いたそうです。 (ちなみにこの“Les parents terribles(恐るべき親たち)”は、1948年にコクトーの 監督のもとに映画化されています。) ジャンマレー曰く、コクトーはこういった田舎の静かな居心地のよいホテルがお気に入り で、缶詰めになって書き上げたとか。 当時モンタルジーに滞在していた時の思いや感じたことを詩にも残していて、その内容も 記載されていました。文学の苦手な私にもわかる、とても詩的な情景描写(コクトーは もともと詩人なので当たり前ですが。。。)で、モンタルジーの町がちょっとおとぎ話の舞台 のような('妖精’なんて言葉も出てきます。)。。。そんな錯覚にとらわれてしまいそうな 内容です。モンタルジーも詩人にかかると変身してしまいます。 <ジャンコクトー> 1889年パリ郊外に生まれる。19歳で詩人としてデビュー。 詩人以外にも、映画監督、劇作家、画家、セラミスト等々、多才に活躍した芸術家です。 1955年アカデミーフランセーズに加盟。1963年Milly-la-foretにて没。 主な作品は、『ヤマ師トマ』『恐るべき子供達』(小説) 『恐るべき親達』『地獄の機械』(戯曲) 『美女と野獣』『オルフェの遺言』(映画) などなど書ききれません。
by ateliermatsuda
| 2007-01-16 23:35
| モンタルジー
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