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2008年 09月 26日
先週末は、Journee de patrimoineといって、文化遺産公開の日でした。
普段見ることのできないところが一般にも公開される日で、パリでは エリゼ宮なども見ることができるそうです。でもものすごい行列だとか。 そういった日に引っ掛けてだと思うのですが、Pithivier-ピチヴィエ (モンタルジーと同じLoiret県に属し、アトリエからは車で1時間ほど。 パリから見ると真南にあります。)という町の教会でオルガンのお披露目兼演奏会が あり、みんなで行ってきました。 知り合いの方が、オルガンの工房に勤めていて、このピチヴィエのオルガン の修復が終わりお披露目会があるよとおしえてくれたのです。 ピチヴィエは、今までも何度か訪れているのですが、いつもそこの教会が 閉まっていたのですが、今回入れると聞き、オルガンはもちろんステンドグラスも 見れる!と喜んで参加させていただきました。 オルガンは18世紀作。1800年代に何度か手が入れられた後、 今回教会全体の修復とともに、本格的な修復がなされたそうです。 なんと3年もかかかったのだとか。 Monument historique(歴史的建造物)にも指定されています。 オルガンのお披露目ということで、演奏会も催されました。 奏者は、Francois-Henri Houbartという方。 ヨーロッパはもちろん、カナダ、アメリカそして日本でもコンサートを開いている 国際的なオルガニストのようです。 生まれ変わって息を吹き返したオルガン、そしてその音色。 いろんな種類の音が出て教会に響き渡っていました。 あまりオルガンの演奏を聴く機会はないのでよい経験でした。 私には音もよく素晴しく聞こえましたが、修復にたずさわった職人さんたちは どう感じたのでしょう? (ステンドグラスも取り付けた後に、あそこをもっとこうすればよかった、 あーすればよかったとか思うので。。。) オルガンを修復中の工房での写真も展示されていました。 修復した工房の親方や職人さんたちも参加され、前に出て紹介されていました。 この知り合いの勤めるオルガンの工房は、フランス中部にあり、こんな大きな物を 一旦ばらして工房まで持ち帰り、修復後はまたもとの場所に運搬、組み立てるという 大仕事。フランス全土が対象です。 教会内部も塗装新しく、きれいに修復が完了した様子でした。 さて、期待していたステンドグラスは? 比較的新しいもの?が入っていました。 今回目に留まったのはこの犬。犬がど真ん中に描かれているステンドは あまり見たことのないような。。。 帆立貝と杖が描かれているので、巡礼の旅を想像します。お供?の 賢い犬でしょうか。 何を口にくわえているのでしょうね?
by ateliermatsuda
| 2008-09-26 19:44
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