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2006年 08月 01日
あとりえだよりがこの度ブログになりました。
引き続き、ステンドグラスやフランスの話題をいろいろとお届けしたいと思います。 お楽しみに! ということで今回は、7月20~24日にモンタルジー市で行われた マドレーヌ祭り(Fete de la Madelaine)での模様をお伝えします。 毎年モンタルジー市の中心の広場で行われる恒例のお祭りで、なんと今年で63回目です。 ここで、フランスはロワレ県の職人会議所 (『Chambre de Metier』と言って、 商工会議所の職人バージョンと説明すればよいでしょうか。。ちょっと日本にないシステムなので説明しにくいのですが、パン職人、お菓子職人、家具職人、もちろんステンドグラス職人等々、ここに登録するんです。)が主催する、職人達の展示会が開催されました。 商談のチャンスを計る、といった目的もありますし、それぞれの職人技術、工芸の技術を広く一般の人に知ってもらおう、という目的も踏まえています。 こちらがアトリエマツダのブース。今年新しくできた公園内にテント会場が作られ、職人コーナーの一角に展示させていただきました。 開会式には、なんと商工大臣(Ministere du Commerce et de l'artisan)が訪れ、モンタルジー市市長とともに各出展者のブースを巡回。シャトーナー教会(この近辺の教会)のステンドグラスをやった人ですよ、と市長が説明してくれ、しばし松田氏と歓談。まだ若い方だと思うのですが、その後の舞台でのスピーチは迫力あるものでした。政治家は声がでかいのがこちらの原則です。 5月のシャトーナーでの職人フェスティバルと同様、たくさんの方々が訪れてくださりました。フランスはステンドグラスの本場とはいえ、一般の人はその仕組みや工程の知識に通じているわけではないので、またまた質問攻めです。型紙をあててのガラスカットや、ガラスには絵付けをして窯で焼いているのだ、といったことを説明するとみなさん興味深げにうなずいてくれます。こんな時は、日本人、フランス人にかかわらず、ステンドグラスの魅力とその工程のおもしろさをより多くの人に伝えたい、と強く思ってしまいます。 ちょっとおもしろいのは、フランスの伝統工芸であるステンドグラスを日本人が一生懸命フランス人に説明している姿。どうして日本人が?なんていう質問すら出ません。フランスに住むと、自分が外国人であると感じる時だけでなく、外国人であると感じさせてくれない時もあります。 しかし暑かった!日本も暑いそうなので、世界的なものですかね?湿気がないだけマシですが、炎天下の日中はすごいです。この暑い中、他の出展者の方々もがんばりました。 なんだか職人同士の不思議な連帯感が築けたような気がします。 最終日の前夜には、職人会議所の責任者の方が職人を集めてピンクシャンパンを開けてくれました。疲れが取れる一瞬!でした。
by ateliermatsuda
| 2006-08-01 00:35
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