リンク
カテゴリ
イベント 展覧会 アトリエから 短期留学プログラム ステンドグラス修復 注文制作 シャルトル ステンドグラス モンタルジー フランスの田舎 フランスの職人 留学生旅行記 アート 旅行 その他 お知らせ 最新の記事
以前の記事
2018年 08月 2018年 05月 2017年 04月 2016年 11月 2016年 09月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 04月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 検索
最新のトラックバック
その他のジャンル
記事ランキング
|
1 2009年 07月 13日
来年2010年度のステンドグラス長期留学プログラムの内容をホームページにUP
しました。 →ステンドグラス長期留学プログラム →長期留学プログラム 募集概要(2010年度) 資料を希望される方は、ご住所とお名前を記載して、メールでお知らせください。 なお開講期間は、2010年4月~12月ですので、9カ月コースを希望される方は、 ビザの申請もありますので、遅くとも年内にはお問合わせ、お申込みいただきますよう お願いいたします。 ![]() ▲
by ateliermatsuda
| 2009-07-13 19:43
| アトリエから
2009年 07月 13日
数年前から何度か短期的にアトリエにステンドグラスを勉強に来ていたエレーヌさん。
今回はフランスのCAP(Le certificat d'aptitude professionelle)という国家資格 の試験に受かるべく、1年仕事を休業し、職業訓練学校でステンドグラスを勉強。 そのプログラムの中には、実際のステンドグラス工房で見習いとして学ぶ、という こともしなければならないのですが、今回4月から6月までの3ヶ月間、 当アトリエマツダのフランス工房に学びに来ていました。 ![]() CAPには、調理師などのいろいろな資格があるようですが、彼女が今回受けたのは ガラス部門のステンドグラスという分野だそうです。 学校での勉強と、実際の工房での見習いとしての勉強を終え、6月に試験を受け、 おとといだったか、試験に合格したとのメールをくれました。 最初に比べるとずいぶんと上達したので、試験には絶対受かるだろうと思ってましたし、 本人にもそう言っていたのですが、本人にすると実際に合格通知を受けるまでは ほっとできなかったのか、やっと喜びと感激を味わっているようです。 ![]() CAPの今年のテスト用紙を見せてもらいました。 ステンドグラスのCAPは、カットやケームによる組み立てを中心とした部門と、 絵付け部門、そして修復部門に分かれるようです。 今回彼女が受けたのは、カットやケーム組み立ての基礎の部門。 実技試験は12時間以内に、パネル2点の型紙製作からカット、組み立て、 半田づけまでを終了させる内容のようです。 型紙が正しく作れているか、カットがきれいにできるか、ケームによる組み立ての 順番やきれいさ、そして半田づけのきれいさ、などが基準ポイントのようですね。 試験は実技の他、美術史などの筆記試験もあり、その他一般教養などもあるそう ですが、彼女は大学を卒業しているとのことで、そこは免除されたそうです。 ![]() 上の写真は、彼女がこちらのアトリエで過去のCAPの試験内容を基に練習制作したもの。 今回このCAPの内容をいろいろと聞いていて思うことは、フランスにはしっかりとした ステンドグラスの技術のスタンダードがあるということです。 イコールこういった国の試験が成り立つわけですが、確かにどの工房を訪れても、 使われている工具、道具、絵筆類、顔料は一緒、そしてやり方、技術も ほっとんど一緒です。 違うのはデザインくらいでしょうか。 古くは11世紀ごろのステンドグラスが見つかっているということですから、 かれこれ1000年くらいの歴史を持つ分野です。長い歴史の中で、何が必要で 何が必要でないかは必然的に進化してきたであろうと思いますが、 道具や技術にもそれが反映されていると感じています。 とにもかくにも、エレーヌさん、CAP合格おめでとう!! 将来的には、小さなアトリエを持って、窯も買って、働きながらステンドグラスを制作 したいとのことですが、がんばってくださいね! (って、彼女は日本語読めないので、このフランス語はメールで送りました、) 下の写真は、彼女のご家族。こちらを引き上げる時に手伝いに来てくれたようで、 ついでにアトリエを見学していただきました。 ![]() ▲
by ateliermatsuda
| 2009-07-13 19:31
| アトリエから
2009年 07月 13日
長期留学プログラムの9カ月コースを受講中の方たちが、ちょうど13世紀の
ステンドグラス模写の課題に入ったところで、さっそくシャルトル大聖堂を見学に 行ってきました。 ![]() やっぱりいつもどこがか修復中で、一部は取り外されたステンドグラスパネルの代わりに 板がはめられています。 そういえばこの間誰かに、シャルトル大聖堂のステンドグラスを修復している人に会ったら、 延々仕事が終わらなくて大変だ、みたいなことを言っていたっていう話を聞きました。 ここのステンドグラスは面積にするとどれくらいになるのだろう。。。やっぱりすごい。 ![]() ![]() 今回はMY双眼鏡を持っている生徒さんも。 双眼鏡で見るステンドグラスは、ほんと宝石のようです。 時間があったら一日座って双眼鏡でのぞいて見ることをおすすめしますが、 首と手がそのうちダウンしてしまうかもしれません! ![]() ![]() 以前もステンドグラスにステンドグラスが描かれているパネルをご紹介しましたが、 大聖堂奥(東側)にももう一枚ありました。 ![]() 国際ステンドグラスセンター(Centre international du vitrail)では、 新しい企画展やってました。 ステンドというよりはガラスアートって感じでしょうか。でも使われているテクニックは ステンドグラスの伝統のものを採用した作品もありました。 『Capter la lumière』 地上階:Udo Zembok 地下:21世紀女性グラスアーティスト作家展 2009年8月迄 Centre International du Vitrail ▲
by ateliermatsuda
| 2009-07-13 18:33
| シャルトル
1 |
ファン申請 |
||